ヒドラ
ステータスと能力
ヒドラの能力
名前の由来
ヒドラはヒュドラのこと。クトゥルフ神話とギリシャ神話の両方にヒュドラという怪物が存在する。以下、ギリシャ神話とクトゥルフ神話のヒュドラを分けて記述する。
ギリシャ神話のヒュドラ
ヒュドラー(古希: Ὕδρᾱ, Hýdrā)は、ギリシア神話に登場する怪物である。長母音を省略してヒュドラとも表記される。
テューポーンとエキドナの子。オルトロス、ケルベロス、キマイラ(魔界塔士サガではキメラ)など、様々な怪物と兄弟とされる。
ヒュドラーはギリシア神話を代表する怪物の1つで、ヘーラクレースによって退治された。これはヘーラクレースの12の功業の1つとして知られている。
ヒュドラーは巨大な胴体に9つの首を持つ大蛇の姿をしていたが、首の数については50、100とする説もある。もっとも、パウサニアスはヒュドラーの頭はもともとは1つだったと考えており、ロドス島のカメイロス出身の詩人ペイサンドロスが恐ろしさを強調するために多頭の姿で描いたと述べている。
ヒュドラーは猛毒の恐ろしさでも有名で、ヒュドラーの毒を含んだ息を吸っただけで人が死ぬほどだった。またヒュドラーが寝た場所は猛毒が残っているために、その場所を通った者はさらに苦しんで死ななければならなかった。しかも猛毒は解毒することが出来なかった。
※画像はこちらから引用
関連するモンスター
※キマイラとスフィンクスもテューポーンとエキドナの子なので、ヒドラとは兄弟にあたる。
参考
クトゥルフ神話のヒュドラ
クトゥルフ神話とギリシャ神話の両方にヒュドラという怪物が存在するが、ギリシア神話のヒュドラ伝説は、クトゥルフ神話のヒュドラの派生にすぎない。
クトゥルフ神話には「父なるダゴンと母なるヒュドラ」という言葉があるが、ダゴンの妻であるヒュドラとは同名ながら別の存在。
クトゥルフ神話には「アザトース」という万物の王が存在する。ヒュドラはそのアザトースが支配する異次元宇宙の小神の一柱と推測される。
関連するモンスター:ダゴン(父なるダゴンより)
参考