スフィンクス
ステータスと能力
スフィンクスの能力
名前の由来
スフィンクス(Sphinx)は、エジプト神話やメソポタミア神話、ギリシア神話などに登場する、ライオンの身体と人間の顔を持った神聖な存在あるいは怪物。
神話毎に扱いが異なるため、以下に分けて記載する。
エジプト神話のスフィンクス
エジプトにおけるスフィンクスは、ネメスと呼ばれる頭巾を付けたファラオ(王)の顔とライオンの体を持つ、神聖な存在である。王者の象徴である顎鬚をつけ、敵を打破する力、あるいは王または神を守護するシンボルとされている。古王国時代には既に存在し、神格化したファラオと百獣の王であるライオンを重ね合わせたものと考えられている。
※画像はこちらから引用。
メソポタミア神話のスフィンクス
メソポタミア神話(バビロニア神話)におけるスフィンクスは、エジプトとは異なり、ライオンの身体、人間の女性の顔、鷲の翼を持つ怪物とされた。また、死を見守る存在とする考え方もメソポタミアにて生まれたとされる。
ギリシア神話のスフィンクス
ギリシア神話におけるスピンクスは、ライオンの身体、美しい人間の女性の顔と乳房のある胸、鷲の翼を持つ怪物(一部の絵画では尻尾が蛇になっている姿で表される事も)。テューポーンあるいはオルトロスとキマイラあるいはエキドナとの娘。
※画像はこちらから引用。
関連するモンスター
※キマイラとヒドラもテューポーンとエキドナの子なので、スフィンクスとは兄弟にあたる。
参考
- wikipedia スフィンクス
- コトバンク スフィンクス
- 日本大百科全書(ニッポニカ) スフィンクス
- 剣と魔法の博物館 第28回:キマイラ(Chimaira)
- wikipedia テューポーン
- wikipedia オルトロス
- wikipedia キマイラ
- wikipedia エキドナ